【liner notes】
1.SINGLES 作詞・作曲/佐々木収
これは5thシングル「STRANGER」をリリースする前、アルバム「Fantastic or Drastic」に収録されている「Lost Generation」と同時期につくった曲です。当時ドラマの主題歌の話があって(結局その話はなくなったんですけど)その話の原作が江國香織さんだということでさっそく渡邊くん(なぜか彼は江國さんの本を何冊か持っていたのだ)から「落下する夕方」を借りて読んだのを思い出します。詞にもその作品の雰囲気が多少反映されていると思います。今までの自分にはなかった大人のバラードです。ドラムは濱田氏、ギターは秋山氏を迎えてのセッション。
2.Bambi Jump 作詞・作曲/渡邊崇尉
アルバム「Body Language」の中の「コイノダンスホール」という曲に登場する男女が初デートに出掛ける、という設定で歌詞を書きました。
実験的なことをいろいろと楽しめた一曲です。
3.Switch 作詞・作曲/渡邊崇尉
衛星放送やインターネットを利用していると、その情報の速さに驚かされることがよくあります。確かに便利な世の中になったと思う反面、片寄ったニュースや根も葉もないうわさ話まで同じスピードで届いてくるのならば「ちょっとコワイな」と思い歌詞を書きました。
ベースと細かい打ち込み以外はその道のプロフェッショナルのみなさんに演奏してもらいました。バンドサウンドの気持ちよさを感じることのできた一曲です。
4.Ultimate Machine 作詞・作曲/佐々木収
今回のアルバム中最後まで歌詞に手こずった曲です。(テーマを見つけるのは至難の業でした)そのわりには軽やかかつ力強い歌詞が書けました。世知辛い世の中との格闘をテニスのラリーに見立てて書きました。とてもSCRIPTらしいファンキーなナンバーです。表題を直訳すると「最終形マシーン」になりますが、これじゃよくわからない。僕なりの解釈をすると、あらゆるものに敏感でそれでいて何にも動じない。どんな困難も快楽に変えてしまうそんな機械。つまり全知全能マシーンをイメージしています。ドラムは濱田氏、ギターは秋山氏を迎えてのセッション。トランペットは僕が吹いてます。
5.夏一番 作詞・作曲/佐々木収
これは人気女性シンガーに提供用としてつくった曲です。なのでこの曲の歌詞は女の子が一人称で語っている形態で書かれています。男が歌うと気持ち悪い曲かもしれません。ベース以外は全部自分で演奏しています。エレキギターのカッティングは難易度が高かったので2時間練習してからレコーディングに臨みました。サビの「恋は清涼飲料水さ」という赤面してしまうようなフレーズの後が続かなくて、渡邊くんに清涼飲料水から連想するものを聞いたところ、「スカッと爽やかコ○・コーラ」という返答をもらい、続きの詞をスラスラ書くことが出来ました。舞台は盛岡市の大通り。駅と反対方向に真直ぐ行くとバスセンターがあります。夏らしい1曲です。
6.アイスキャンディー 作詞・作曲/佐々木収
ブライアン・ウィルソンを目指して取り組んだ自作自演曲。もう10年も弦を張り替えてない(買った当時から1度も弦が切れたことがない)ベース、アコースティックギター、タンバリン、パーカッション(ギターのボディを叩いた)のみというシンプルなアレンジ。ヘッドホンで心地よい音量で楽しんで下さい。
7.0時10分 作詞・作曲/佐々木収
これはSCRIPTのメジャー2ndアルバム「Body Language」の選曲会議の時持っていった曲です。この曲の中で僕は人間の存在理由について歌っています。というのも昔(高校生のころ)この歌詞に出てくるような話と似た経験をしたからなのです。背格好、その時着ていた緑のスタジャンが容疑者と似ているという理由だけで僕は警官に路上で呼び止められ1時間くらい事情聴取されたのです。1時間内に犯人が見つかったからいいもののもし見つからなかったら僕の拘束時間はもっと長かったかもしれません。なにしろ僕は一人だったし、アリバイを証明してくれる人もいなかったから。
8.エール 作詞・作曲/渡邊崇尉
家で湯槽につかっている時に思い付いた曲です。そんなもんだから初めの曲タイトルは”バスルーム”という、なんともトホホな感じのタイトルでした。
がむしゃらってわけじゃないけど、普通にまっすぐ毎日を生きている人に「おつかれさま」って言えるような歌詞を書きたいな、と思いました。きっと一日の疲れを癒してくれる場所で思い付いた曲だったからなのでしょう。
9.トーキョー・ブルー 作詞・作曲/佐々木収
仕事が終わって午前2時、車をパーキングに止めて家に向かって歩き出した瞬間思いついた曲。カーステレオでディープ・パープルを聴いていたせいかもしれません。かなりドライブ感のあるロックナンバーに仕上がっています。レコーディングの前日、ギターの秋山氏に「もっとイントロとサビ前のギターフレーズを煮詰めたほうがよい」と指摘され、真夜中一人でいいギターフレーズが浮かぶまで何度も試行錯誤をくりかえしたのを覚えています。こうして出来上がった音を聴くと、フレーズを考え直してよかったと思います。ドラムは林氏、ギターは秋山氏を迎えてのセッション。
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